日本の事例?

1.橋梁の概要

・用途別分類        : 道路橋.
・適用示方書・設計標準等 : 不明.
・供用開始年        : 不明.
・交通量          : 不明.

2.構造の概要

・上部構造の形式    : 不明.
・径間の分類(単or多) : 不明.
・支持条件(単or連続) : 不明.
・合成or非合成     : 不明.
・床版の種類      : 不明.
・下部構造の形式    : 箱断面を有する鋼製橋脚(Fig.1 参照).

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Fig.1対象橋梁正面図(文献1)より引用)

3.亀裂発生部位(Fig.2 参照)

・鋼製橋脚隅角部.

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Fig.2亀裂発生箇所(文献1)より引用)

4.亀裂の発生点(Fig.3 参照)

・柱梁接合部における溶け込み不良部.

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Fig.3スンプ試験結果(文献1)より引用)

5.亀裂発見の状況

・平成9年度に実施した構造物定期点検にて発見.

6.亀裂の調査

・磁粉探傷検査.
・スンプ試験.

7.疲労原因の調査

・24時間の応力測定(Fig.4 参照).

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Fig.4応力測定結果(文献1)より引用)

8.疲労原因調査のための解析

・有限要素解析により断面端部における高い応力集中を確認(Fig.5 参照).

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Fig.5解析による応力分布(文献1)より引用)

9.疲労損傷の原因

・製作時の溶接欠陥(文献1)より,2002年時点).

10.補修・補強対策法

・応急対策としてボルトあて板補強を実施(Fig.6 参照)(文献1)より,2002年時点).

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Fig.6応急対策としてのボルトあて板補強方法(文献1)より引用)

11.補修・補強のための解析

・有限要素解析により応力低減効果を検討.また荷重車による応力測定および実交通荷重による応力頻度測定を事前に行い,補強効果を事前に確認.

12.その他のコメント

・上記は文献1)より引用した2002年時点の状況である.

(出典資料・文献)
1)森河 久, 下里 哲弘, 三木 千壽, 市川 篤司:箱断面柱を有する鋼製橋脚に発生した疲労損傷の調査と応急対策,土木学会論文集, No.703/I-59, pp.177-183,2002.


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