日本の事例?
1.橋梁の概要
・用途別分類 : 道路橋.
・適用示方書・設計標準等 : 不明.
・供用開始年 : 昭和53年.
・交通量 : 日交通量8万台(上下別)(大型車混入率15%).
2.構造の概要
・上部構造の形式 : 鋼床版箱桁橋.
・径間の分類(単or多) : 3径間.
・支持条件(単or連続) : 連続.
・合成or非合成 :
・床版の種類 : 鋼床版.
・下部構造の形式 : 不明.
3.亀裂発生部位(Fig.1 参照)
・デッキプレートとUリブの縦方向溶接部(TYPE-1).
・裏当て金を用いたUリブの突合せ溶接継手部(TYPE-2).
・Uリブと横リブの交差部におけるスカーラップ部(TYPE-3).
・横リブと主桁ウェブのすみ肉溶接部(TYPE-4).
・主桁ウェブの垂直補剛材とデッキプレートのすみ肉溶接部(TYPE-5).
・Uリブと端横桁のすみ肉溶接部(TYPE-6).
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4.亀裂の発生点
・TYPE-1:縦方向溶接のルート部.
・TYPE-2:突合せ溶接のルート部.
・TYPE-3:まわし溶接部の横リブウェブ側止端部.
・TYPE-4:まわし溶接の横リブ側止端部.
・TYPE-5:まわし溶接のデッキプレート側止端部,または垂直補剛材側止端部.
・TYPE-6:横桁側止端部.
5.亀裂発見の状況
・詳細調査にて発見.
6.亀裂の調査
・不明.
7.疲労原因の調査
・健全部での応力計測や溶接の溶け込み観察などの詳細調査を実施中(文献1)より,2002年時点).
8.疲労原因調査のための解析
・不明.
9.疲労損傷の原因
・調査中(文献1)より,2002年時点).
10.補修・補強対策法
・ストップホールによる応急補修.
・その他の補修方法について検討中(文献1)より,2002年時点).
11.補修・補強のための解析
・不明.
12.その他のコメント
・上記は文献1)より引用した2002年時点の状況である.
(出典資料・文献)
1)吉川 直志, 伊東 昇, 大塚 敬三, 町田 文孝, 三木 千壽:Uリブを用いた鋼床版の疲労損傷事例,土木学会第57回年次学術講演会講演概要集, I-277, pp.553-554,2002.