点検日:H22年6月9日
点検名:H21構造物点検(定期点検)
点検種別:鋼桁・沓・鋼床版点検(裏面)
路線:5号池袋線
損傷箇所:池737 上り 鋼桁
高架下状況:国道17
橋梁諸元
鋼単純合成箱桁(3セル)
支間長29.9m
図.1 橋梁骨組み図
交通量,応力計測結果等あればリンク(WikiName)をいれる.
損傷番号:護国寺-B0-027号
損傷位置:G2-F4-3
損傷状況:疲労き裂,母材へ進展(50㎜未満)
応急処置:なし
前回点検結果:H15年度定期点検(構造物点検)において、B2ランク損傷として報告
損傷記号: A1-W-15(8)-9-10
損傷部位:端ダイヤフラム垂直補剛材 下側溶接部
H15年度に発見された横桁・上ウェブギャップ溶接部のクラックが、母材(主部材 主桁上フランジ)に進展していた.
※( )内は母材進展長
【損傷スケッチ】
fig2 損傷スケッチ図
【損傷写真】
図.4 損傷写真(近景);
【損傷箇所図面】
【点検における留意点】
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き裂長が7年間で13mm→15(8)と表面で10mm伸びている.今後,進展は加速し,フランジを貫通する可能性がある.
【推奨処置】 フランジを貫通すれば,漏水が発生し,補修が困難となることもあるため,早期に補修を行うことが望ましい.補修は,①き裂の切削除去,②ウェブギャップ板交換し,溶接補修,切削部分は溶接埋め戻し.(例えば,当板の接合は上フランジ側溶接→ウェブ側ボルト閉じ,③下面側はフィラーを入れてボルト閉じ)
応急補修:未処置