日本の事例?
1.橋梁の概要
・用途別分類 : 道路橋.
・適用示方書・設計標準等 : 不明.
・供用開始年 : 不明.
・交通量 : 不明.
2.構造の概要
・上部構造の形式 : I桁橋(斜角:83度).
・径間の分類(単or多) : 単径間(支間:33.7m).
・支持条件(単or連続) : 不明.
・合成or非合成 : 合成
・床版の種類 : RC床版
・下部構造の形式 : 不明.
3.亀裂発生部位
・主桁と横桁,対傾構の接合部.
4.亀裂の発生点
Fig.1 損傷状況
5.亀裂発見の状況
・不明.
6.亀裂の調査
・不明.
7.疲労原因の調査
・不明.
8.疲労原因調査のための解析
・不明.
9.疲労損傷の原因
・①外桁-内桁間: 横構の配置により内桁-内桁間に対して箱桁のような挙動を取ること.
・②外桁: 主桁ウェブが比較的自由に面外に変形できることから,内桁間に損傷が集中したものと考えられる.
横桁・対傾構:斜角に合わせて配置させるため,ウェブまたはガセットプレートを曲げ加工して垂直補剛材に取り付けており,面外曲げにより二次応力が作用したものと思われる.
10.補修・補強対策法
・両側から添接板を当てることにより補修. ・横桁の上下フランジを主桁とガセットを介してボルト連結.(Fig.2 参照).
Fig.2主桁と横桁の接合部の補強状況
11.補修・補強のための解析
・不明.
12.その他のコメント
・特段なし.
(出典資料・文献)
1)社団法人 日本道路協会:鋼橋の疲労,p.250,1997-5.