[[日本の事例]]

&size(16){1.橋梁の概要};
>
・用途別分類　　　　　　　　：　鉄道橋.&br;
・適用示方書・設計標準等　　：　不明.&br;
・供用開始年　　　　　　　　：　不明．&br;
・交通量　　　　　　　　　　：　不明.&br;
<
&size(16){2.構造の概要（[[Fig.1>#fig1]] 参照）};
>
・上部構造の形式　　　　：　槽状桁．&br;
・径間の分類（単or多）　：　不明（単径間？）．&br;
・支持条件（単or連続）　：　不明（単純桁？）．&br;
・合成or非合成　　　　　：　.&br;
・床版の種類　　　　　　：　&br;	
・下部構造の形式　　　　：　不明．&br;
&aname(fig1);
CENTER:&attachref(fig1.jpg);&br;
CENTER:Fig.1 橋梁の概要（文献1)より引用） &br;&br;
<
&size(16){3.亀裂発生部位};
>
・端資材下フランジ切欠部，端補剛材下端（[[Fig.2>#fig2]] 参照）．&br;
&aname(fig2);
CENTER:&attachref(fig2.jpg);&br;
CENTER:Fig.2 疲労き裂の状況（文献1)より引用） &br;
<
&size(16){4.亀裂の発生点};
>
・不明．&br;
<
&size(16){5.亀裂発見の状況};
>
・特別全般検査（至近距離検査）．&br;
<
&size(16){6.亀裂の調査};
>
・不明．&br;
<
&size(16){7.疲労原因の調査 };
>
・応力・変位計測（[[Fig.3>#fig3]] 参照）．&br;
・沓座モルタルの損傷調査．&br;
&aname(fig3);
CENTER:&attachref(fig3.jpg);&br;
CENTER:Fig.3 応力・変位測定（文献1)より引用）&br;
<
&size(16){8.疲労原因調査のための解析};
>
・不明．&br;
<
&size(16){9.疲労損傷の原因};
>
・不明．ただし，不明支点変位の生じている箇所に多く（き裂）が見られるとしている．&br;
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&size(16){10.補修・補強対策法（[[Fig.4>#fig4]] ，[[Fig.5>#fig5]]参照）};
>
・端支材の疲労き裂を予防するためには，支点変位を抑えることが重要である．&br;
・槽状桁の支点変位は完全に取除くことが困難な場合や，修繕後に再発する事例もある．そこで，支点変位がある程度生じた場合においても，構造上大きな応力集中の生じない下記の修繕方法を検討した．&br;

(1)端支材き裂箇所は，ガウジングによりき裂を完全除去し，溶接補修(完全溶け込み溶接+グラインダー仕上げ)を行った．&br;
(2)き裂発生の原因と考えられる溶接箇所への応力集中を防ぐため，端支材には鉛直方向の切り込みを入れた([[Fig.5>#fig5]]中①)．&br;
(3)端支材の間隔保持材としての機能強化と，切り込み先端への応力集中を防ぐため，端支材を挟み込む形で平鋼と高力ボルトにより当板補強を行った.念のため，目視点検時に端支材の切り込み先端の状況が確認できるような構造とした([[Fig.5>#fig5]]中②)．&br;
<
&aname(fig4);
CENTER:&attachref(fig4.jpg);&br;
CENTER:Fig.4 補修完了後の写真（文献1)より引用）&br;
&aname(fig5);
CENTER:&attachref(fig5.jpg);&br;
CENTER:Fig.5 断面略図（文献1)より引用）&br;
<
&size(16){11.補修・補強のための解析};
>
・応力・変位計測（[[Fig.3>#fig3]] 参照）．&br;
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&size(16){12.その他のコメント};
>
・特段無し．&br;
<
&size(16){(出典資料・文献)};&br;
1)徳永直，今井卓也，七村和明，丹羽雄一朗：槽状桁の疲労き裂における一考察，土木学会第64回年次学術講演会概要集，I-175，pp.349-350，平成21年9月．
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